演劇ダンス専修の卒業研究公演に向けたフライヤーを制作しました。
個の自由が強まる現代において、失われつつある文化や他者とのつながり、そして“未来へ継ぐ意志”をテーマとした企画内容を、視覚的に伝えることを目的としています。
重厚なテーマを扱いながらも、観る人が自然と手に取りたくなるよう、余白や文字組み、情報の整理に配慮し、読みやすさと静かな空気感の両立を意識しました。情報量の多い内容を構造的に整理し、視線の流れを設計することで、直感的に理解できる構成を目指しています。
ビジュアル面では、過度な装飾を避け、色味やコントラストを抑えることで、内にある“熱”や記憶の重なりが静かに伝わるよう設計しました。
また、紙として残る媒体であることを踏まえ、質感や佇まいにもこだわり、思わず手元に置きたくなる存在となるよう、内容の持つ思想や温度が、過剰に語らずとも伝わるデザインを意識しました。

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